sibainukaijuu's diary

音響外傷後の耳鳴り・聴覚過敏・耳管開放症・顎関節症等を乗り越えて普通の人生を送れるか、日々の生活を綴っています。受傷した原因をコメントにて受け付けております。避けられるケガで苦しむ人を少しでも減らせないでしょうか。皆様の貴重な体験を共有できたらと思います。ご協力いただけると嬉しいです。

病気と心

本日読んだ書物から、少し紹介させていただきます。

二人目の妊娠がわかったのと同時期に、乳ガンが見つかったそうです。
「母子の両方を助ける手だてはありません」
「残念ですが、お腹の赤ちゃんは諦めてください」
諦める命の選択を迫られた。
上の子供はまだ1歳。
私が死んだら子供はどうするの…
でも、だからといってお腹の子供も、私の大切な子供。
選べと言われても、選べるものではなく、進めなく、
「絶望の谷間に蹴落とされたようでした」
命が押し潰されるような葛藤と苦悩の日々。
不安に命が蝕まれるのを感じながら、ある日、迷いが消えた。
病気になんか負けない!
救う命をどちらか選ぶんではなく、
「どちらも選ぶんだ!」
なにがなんでも乗り越えてみせる!
そう決めたとき、苦しくて仕方がなかった心が、晴れ渡り、歓喜が溢れてきた。
治療に当たる医師が私にとって世界最高の名医であるように!!!!!!!!!
と強く願い、適切なタイミングで、適切な治療をしたおかげで、女の子を無事出産。
そして、10年後、寛解になり。
20年後の今、この女性が語ります。
「今、私が全てに感謝出来るのは。あの経験があったから。
振り返えれば、全部意味があったんだって思えます」


もちろん、色々なケースがあると思います。
この女性は特別だったのかもしれません。
でも、この一例も、現実なのです。
そして
どちらかの命を選ばざるおえない場合も多々あると思います。
迷って、悩んで、苦しんで、そして出した答えなら、それは絶対間違ってはいませんので、自信を持ってください。


いかなる苦悩をもち、いかなる境遇にあっても、
その人でなければ果たせない尊き使命があります。
使命とは、「命を使う」ことです。
全てのひとに、使命があります。
それを自覚したとき、全てはかわるのです。
色々なことが人生には起こります。
常に変化、変化であり、良いことだけでなく、悪いこともたくさんあります。
あり得ないような、テレビドラマのような、悪いこともあるし、奇跡のようなハッピーもあります。
大切なことは、
何があっても負けないこと。
勝たなくても良いのです。
負けないこと。
戦うこと。
希望を失わないこと。
適切な医療とともに、心を強くたもつことで、自らの生命力が湧きいでて、医療も最大限にいかされるのだと思います。



私も、音響外傷を嘆き悲しむ対象ではなく、自分を成長させる糧として、取り込んでやろう!と思っております☆

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