初夏の思い出
日々バタバタ過ごしています。
気が付くと、もうこんな季節なんですね。
これは数年前、母と県のフラワーパークへ行ったときに購入し植えた牡丹です。
満開です。
正直
この時期は、あまり好きではありません。
もちろん、気候やこの芽吹く感じとかは、すっごく好きなんですが
この日差し
鳥の声
風
この穏やかな空気が
父が亡くなったあの日の
いろいろな記憶や気持ちを
思い出してしまうのです。
先日、23回忌を行いました。
私たち家族と、姉家族でお墓詣りをして
ちょっとした食事をした、普段と変わらないことでしたが
供養になったのではないでしょうか。
大好きな季節だけど
気持ちは少し複雑です。
大切な人を失うことは
きっと
どんなに想像しても
全然足りなくて
失って、どれほどか気づくものです。
旦那が
『明け方に怖い夢をみたんだ』
『怖い夢?』
『○○ちゃん(私のこと)が居なくなっちゃうんだ
起きてさ、隣に寝てたから、安心したよ』
私が居なくなることが怖いって思ってくれていることに嬉しかったです。
普段、今でも、
芝居がしたいとか
具合が悪い私を放って稽古に行ったり
わたしや母からの援助で生活が成り立っているのに
オーダーメイドのYシャツを新調したいとか
月に1回は厚い牛肉ステーキが食べたいとか
内緒でプラモデルを買ってきたり
麻黄湯や牛車腎気丸をたくさん何か飲めばなんでも効果があると思って勝手に何袋も飲んじゃったり
そんな旦那だけど、
大事に思ってくれているのかもしれません(笑)