119

ご無沙汰しております。

先週木曜日、
寝室で昼寝中の息子を見に行くと、
あわを拭いて、痙攣していました・・・。
すごく、慌ててしまい、
乳児の痙攣は数分で治まることが多いから、様子の観察と、時間の確認。
って、頭ではわかったんですが、
パニックで
自宅のどこに時計があるか位置がわからない
時計見ても、記憶に残らない
救急車よぼうにもスマホがみつからない、
右往左往するわたし。
スマホを探しに子供から離れることが適切ではないと思って、とにかく抱っこしてリビングへ。
でも全然治まらない。
もういいや、救急車、家電からかけよう！
って思っても、この子をどこにねせようか、
ソファーじゃ落ちちゃう、
また右往左往。
結局、電話の近くのカーペットへ。

救急車、
110か119か、わからなくなる。

99車だ！
119番にかける。

救急車が来るまでの間、熱を計る。
手近にあった袋にオムツと着替え、娘の飲み物を突っ込む。
娘にしばらくトイレへ行けないかもなのでトイレへ行くよう促す。
外出中の母に、痙攣で救急車呼んだことを留守電に残す

長く、感じました。
めを見開き、黒目は全然見てない。
真っ白な顔で、痙攣を繰り返す息子。
手足はダラリで、ただ、口からブクブク出てくる。

私が気づいて、電話するのが5分
救急車が到着するまでさらに10分
少なくとも15分は痙攣が続いてました。
もしかしたらもっと前からだったのかもしれない、もっと前に見に行ってあげれば良かったって、不安で仕方なかったです。

救急車の中では、娘が私をギュッと抱きしめてくれました。
怖かっただろうに、しっかりしてました。
サイレンの音
モニターの異常を伝えるerror音
酸素の音
音に敏感な娘は耳を押さえていました。

医者に
痙攣どんなでしたか？
口の色は？
って聞かれても、あんなに観察が必要って思って、その時間も十分あったのに、
印象的な目と、泡と、それしか覚えていませんでした。
ムービーとっておけば良かったです。

心拍数が200を越えて辛そうでしたが、昨日くらいからだいぶ、回復しました。

24時間付き添いのために娘とはあれ以来会えていません。
中学生以下の子供は小児病棟に入れないのです。
私も、自分の準備は何もしなかったので、歯磨きも洗顔もなしで、痙攣があったらいけないので売店へ買い物へ行くことも出来なかったので、いいダイエットにはなりましたが、お肌がボロボロで老け込みました。

姉と母が協力してくれて、今朝から歯磨きと顔が洗えました。
お弁当を作ってきてくれました。

旦那は、小遣い稼ぎにアルバイトへ行くつもりでした。
言わなかったら普通に行ってたと思いますが、そうなる前に行かないようにって指示しました。
指示しなかったら、行ってたでしょう。

ただ毎日居てくれるだけで、十分幸せで、
毎日・毎日が幸せで
一人一人が、
他のだれかの、
みんなの
そうゆう存在で
だから辛くても独りではないのです。
音響外傷やその他それぞれどんなことでもとにかく苦しんでいる方々、
独りではないのです(＾＾)

救急隊のかた
救急車
救命センターの看護師さん
ドクター
事務のかた
留守電を聞いて娘を迎えにきてくれた母
鶴を折ってくれた姉と姪
ありがとうございます。
私は、みんなに助けてもらって、幸せものです。