我慢のことば
美容室に行って、髪を切ってきました。
30センチ位切ったでしょうか
外出してる時間に限りがあるため
カットよりカラーを優先していた結果
ぼっさぼさに伸び放題で・・・
すっきりしました(^^)
美容室に入って、
「あ、耳栓しよっと」
と思って
「?」
BGMがかかっていました。
だから耳栓しようって感じたのです。
個人の美容室で、美容師さん一人、完全予約でお客も私一人。
音響外傷のことは話してあるので
いつもBGM切ってくれている。
ので、違和感を感じたのはそこだったのですね。
でも
言い出せません。
BGMがあることは、当たり前のことで
それが
『普通』
で。
音を切ってくれることは美容師さんの気遣いで心遣いで
『特別』
なこと。
それを、当たり前のようにお願いすることが申し訳なくて。
切ってないことを指摘するとまるでそれが失敗の指摘みたいで申し訳なくて。
言い出せなくて。
しばらく我慢していたんだけど
カラーが終わったタイミングで
「音、切ってもらっても大丈夫ですか?」
言ってみました。
私は怒ってないし、凹んでもないし、困ってもいない、感じです。
『ごめんなさい、我慢させちゃいましたね』
なんだか、じんわり、しました。
もし凹んでいるときだったら涙が出てしまったかも。
困ってもいないそぶりで言った私が
ほんとは我慢していたこと
それをわかってくれる人の存在。
普段、我慢することが当たり前だと思ってた。
我慢することを自分に強いてきたし
我慢できないことに自分はダメなんだって、凹んでいた。
我慢していることをわかってくれる誰かの存在が
有難いです。
このような美容師さんと出会えたこと
ほんとに、幸せだと思いました。