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sibainukaijuu's diary

音響外傷後の耳鳴り・聴覚過敏・耳管開放症・顎関節症等を乗り越えて普通の人生を送れるか、日々の生活を綴っています。受傷した原因をコメントにて受け付けております。避けられるケガで苦しむ人を少しでも減らせないでしょうか。皆様の貴重な体験を共有できたらと思います。ご協力いただけると嬉しいです。

蜘蛛の糸

台風における大きな被害にあわれた地域の方へ

心よりお見舞いを申し上げるとともに

少しでも早い復興をお祈り申し上げます。

 

夏の間は、セミの鳴き声がビリビリして

先日夕方、犬の散歩に出ると

秋の虫たちの大合唱にビリビリして

季節の移ろいを感じました。

 

最近読んだ本に書いてあったことは

『人間だれしも苦難の時は

 自分ばかりが悲劇の主人公で

 人はいつも幸せそうに見えがちである。

 だが、労苦と困難の連続が人生の現実ではあるまいか。

 要は、次々と競い起こる苦難に対し、

 それをどう打開し、

 どう障害に負けない強靭な自己を築いていくかである。

 ここに価値ある人生を生き抜くための要諦がある。』

 

はっとしました。

私は、周りの、耳が正常な人を、うらやましく思い、それに対して自分は・・・って

悲しんでいる気持ちが、心にあったと思います。

でも、そうなんだよね

これが現実で、だいたい人生はそんなもんなのかもしれない。

順風満帆、超幸せなこと『だけ』なんて、ありえない。

病に、怪我に、障害に、

なったことが不幸なんじゃなくて

それらに飲み込まれて負けることが不幸なんでした。

ピンチはチャンス!

不安な未来を見るのではなく

今後どう自分が切り開いていくか、楽しみにしなければいけません。

 

 

知り合いのドクターが開業することになり

週に1回、3時間だけ、来てくれないか

と声をかけていただきました。

このような短時間のお仕事は、私にとってほんとに有難い条件です。

業務内容も私の職種の中で、一番静かで一番発言が少なく、一番耳に負担が少ないと考えられます。

もしキツカッタとしても、3時間だけなら我慢できます。

キツクても、無理してでも、やりたい。

 

音響外傷もうじき3年になりますが

元の自分に、少しでも戻りたい。

9月からまずは第一歩、社会復帰にむけて踏み出したいと思います。

これは私にとって、蜘蛛の糸。

この、聴覚過敏と悪化する耳鳴りによって仕事ができなくなった世界から

以前過ごしたあの社会へ

引き上げてくれる一つの『光』

芥川龍之介が書いた泥棒のカンダタのように

これがブチッと切れて光が途絶えることのないよう

大事に大事に、つかみ、上っていきたいと思います。

 

 

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