あり得ないこと
私が姉のように慕い、子供のときからベッタリ面倒をみてくれた
大好きな近所のお姉さんは
妊娠時の採血で
白血病が発覚し
数年前に
若くして
亡くなりました。
先週、私も採血したわけですが
妊娠も10週を越え
胎児由来の流産の心配がなくなり
エコーではトクントクンと小さいながらにちゃんと動く心臓
心音計をあてればドクンドクンと鼓動が聞こえ
こんな時にする採血は
ただの診察の一環としてしか考えてないし
妊娠の継続、出産に向け
様々な手続きと
希望に満ちている時期で・・・
つわりも1ヶ月以上乗り切り
もうひと踏ん張りってときに・・・
どれほど
辛かったことでしょう。
どれほど
苦しかったことでしょう。
『当たり前』
なんてことはひとつもなくて
毎日の一つ一つが
『有難い』
ことで
それが毎日続くことは
ほんとは
『奇跡』
なんだと思います。
悪いことが
『あり得ない』
と思って、日々の何もない当たり前の平穏が
有難いことに気づかないと
とても怖いです。
私は思うのです。
『あり得ないなんて、あり得ない』
『いってらっしゃい』
って送り出した家族が
『ただいま』
って言えないで帰ってきたことを知る私は
人より随分臆病で
怖がりです。
だからこそ
毎日に感謝し
幸せを噛みしめて
生きていきたいと思っています。
来週、検査の結果が出ますが
問題ないことを願います。
診察時のエコー動画をこのＤＶＤに録画してくれるので
どうか無事に出産までの記録が残せますよう
切に願います。
