涙雨 葬儀での耳
通夜、告別式と参列してきました。
今日はこんなに晴れているのに、
あの2日間はしとしと雨模様で
従姉妹と
「おばあちゃんのときも雨だったね・・・。」
って話していました。
お坊さんが入退場する際に、小さな鐘を強く鳴らしながら歩くので
それが痛かったです。
斎場に設置された大きな鐘はボ~ンと低音なので、それほどキンキンはしないけど
小さな鐘は高音だから。
木魚は音というよりも、打撃による振動がボンッボンッって感じで鼓膜が痛かったです。
耳栓は・・・ガマンしました。
耳栓、してても大きく聞こえます、私は。
でも耳栓している姿をみた人は、もしかしたら、耳栓で何も聞いていないって感じちゃうでしょ?
うるさいから聞かない
みたいな。
せっかく、冥福を祈るためのお経を、耳栓してブロックするのは
私は聞こえていても、知らない人からしたら聞いていない失礼な態度にとられてしまうと思って、ガマンしました。
回復したと思っていた夜間の呼吸音による耳の鼓膜の振動は
通夜の日からまた始まってしまいました。
通夜より、翌日の告別式のほうがキツカッタです。
マイクをつかってお坊さん二人の読経。
途中シンバルみたいな道具をバーンと響かせてシャリシャリすり合わせる。
でも
この2日間、お別れの挨拶ができました。
音響外傷は目に見えないし、人に極力説明したり伝えたくありません。
私は普通に元気で、普通に生活している
誰かに心配や気遣いをさせたくないのです。
だから、
身内だけにはわかって欲しいし
それ以外は頑張るのです。