sibainukaijuu's diary

音響外傷後の耳鳴り・聴覚過敏・耳管開放症・顎関節症等を乗り越えて普通の人生を送れるか、日々の生活を綴っています。受傷した原因をコメントにて受け付けております。避けられるケガで苦しむ人を少しでも減らせないでしょうか。皆様の貴重な体験を共有できたらと思います。ご協力いただけると嬉しいです。

伝えることの難しさ

耳鼻科受診してきました。

『仕事、復帰はどう考えてるの?』

ドクターに聞かれました。

 

診察って難しいです。

良くなっているか

悪くなっているか

変化ないか

具合はどうか

 

具合は、

良くないです。

いつものことだから・・・。

良くなってない、わけではないと思う。

・・・

悪くはなってない。

ただ

良くなっているって毎回言うと

もう治っているんじゃないのかとか

気にし過ぎなんじゃないかとか

そう、

思われそうで。

危険を犯さないから、具合が悪い中でも落ち着いていられるだけで

じゃあ元の生活や社会で普通に生活、

なんて、とてもじゃなくて出来ない。

 

だからって

良くなってないって言うと

もう、変化ない(治らない)んだから、通院しないでガマンするしかないんじゃないか

とか。

 

若干、良くなっている気はするけど

目に見える変化ではなくて

その改善によって私のQOLが著しく向上するほどの変化ではないのです。

 

そう。

毎回

具合が悪いって言いたくないんだな。

もう、

治療の必要がなくなってしまうようで。

だから

少しは良くなっているって言っちゃうんだけど

その程度は、ドクターに伝わるかわからなくて

心配なんだな。

 

患者が怖いのは、

治療を打ち切られることだと思う。

具合が悪い

なんとかしたい

でも

『もう治ったでしょ』

とか

『もうこれ以上は治らないよ』

とか

『慣れるしかない』

とか

『気にし過ぎなんだ』

とか。

結局自分のせいになって、希望がなくなることが怖いんだ。

見た目は元気だし、外出すれば話もするし、普通に生きているようにしか見えないでしょ。

音響外傷の後遺症は、

なかなか理解されない孤独な苦痛なんだよね・・・。

 

数年前、事故で体を痛めたけど

自分のとこに通っても長引いて治りそうにない患者は

保険でかかれる日数で治療費をかせいだあと

責任とりたくない、めんどくさい

から、放り投げる

そんな整骨院で嫌な思いをしたから

今回も怖いのかな。

治療って名目で下着に手を入れるから拒否したら

『これ以上かかっても、保険会社があんまり払ってくれないから

 やるだけ損になるんだよ。

 うちじゃ治らないみたいだから、他に行って』

だってさ。

セクハラ(怒)

 

うちの病院はそんなことないけど

耳鳴りや聴覚過敏を、気のせいとか慣れるしかないとか、元気に生活できているんだから治療の必要がないって

誤解されるのが、怖いんだ。

 

 

 

 

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