「楽しめる」のは、そうゆうこと

旦那さんが食事とあわせてミネラルウォーターを飲むんだけど

このところの不調で買いにいけなくて

きらせてしまったのです。

「あれ？お水は？」

「ごめん、具合悪くて・・・買いにいけなかった。」

「どこか悪いの？」

「・・・うん、・・・。」

どこが悪いのか

私の悪いところの原因は耳の不調。

耳鳴りがうるさくて頭痛を感じたり

気持ちが悪かったり

めまいがしたり

聴覚過敏で音がうるさかったり

精神的に凹んだり。

元々は、あんなに元気だったけど

今は、耳からくるいろんな不調で、思うように動けない。

『どこか悪いの？』

答えていいの？

気づかないのかな・・・

聞きたいの？

知らないの？

忘れちゃったの？

言えない。

察して欲しいなんて

わがままかな。

わかって欲しいなんて

自分勝手かな。

傷つけてしまうから

言えない。

どうして気づいてくれないの？

なんて

思いたくもない。

今も、夏にライブを開催すべく、準備している旦那さん。

何度も言ったけど

わかってもらえない。

あのライブで音響外傷になったんだよ

また、誰かがケガをするかもしれないんだよ。

『ライブ、反対なの？』

反対とかそうゆう問題じゃないんだよ・・・

耳が聞こえなくなる恐怖、あの空間、あのときの空気そのものが

トラウマ・・・。

私に聞かないで。

言わないから伝わらない？

言ったよ、何度も。

何度も。

責めてるみたいで言いたくないけど

寝込んでいれば気づくでしょ、

「耳鳴りが、ひどくて・・・。」

反対したり、強制するつもりはないのです。

彼の気持ちに任せたいのです。

どう思うか

どうするか

どう感じるか

でも

そのうえで出す結論が

この判断なんです。

「ライブしてるとき、いつも思うよ。

　俺だけ楽しんでていいのかなって。」

気を使ってくれて、ありがとう。

私のことは気にしないで、楽しいなら楽しめばいいんだよ。

そう。

ライブが、楽しいんだね・・・

それが、ライブが、私の耳を奪ったのに

楽しいんだよね。

そっか・・・。

わかってもらえない。

『どこか悪いの？』

責めるつもりはないのです。

こんな、出来そこないになってしまった私を、引き受けてくれたんだから

感謝しています。

ただ

聞くのならば答えはいつもひとつだよ。

あの日からずっと

私の苦痛は一つだよ。