安定という言葉の意味
口腔外科へ行ってきました。
顎関節症治療のために、マウスピースを就寝時につけて、1ヶ月に一度調整しながら顎の位置を正常な場所まで動かしています。
耳鳴りは、改善しないので、ドクター曰く
安定してきちゃってるのかな?
です。
顎の位置がよくなれば、耳周囲の負担が減り、血流等がよくなって耳鳴りも改善する、
可能性もあるかもしれない
って藁にもすがるつもりで、始めた治療ですが
安定は、
もう固定してきている
ってこと。
耳鳴りは
このままかもしれない
ってこと・・・。
丸4ヶ月。
時間がたてばよくなるものと
時間がたつと治りにくくなるもの
その見極めが大切です。
耳鳴りは、早目の治療が必要です。
今回、口腔外科の先生は、少しでも治る可能性を求めて、マウスピースを多めに削り、あごの治療スピードを速めてみることにしました。
少しずつ動かしていましたが、
もう時間がないようです。
寝るときの違和感や痛みがあるかもしれません。
今夜から、やってみます。
さも、
安定とは良いことの意味で使用することが多いですが、
私には今回、とても辛い言葉になりました。
このまま、なのでしょうか・・・。
とりあえず、マウスピースの違和感から眠れないことを想定して、デパスはしばらく飲む感じです。
職場で送別会を開いてくれるそうです。
もう一人、辞める後輩がいるので一緒に。
ただ、行けるのか不安です。
まわり、うるさいかな?
音、大丈夫かな?
大丈夫な、はずがほとんどありません。
・・・、行きたいし、みんなの気持ちにちゃんと最期ご挨拶したいし。
『うるさい』
の感覚が、普通の人と異なるから。
負担が大きかった日の、突然の耳鳴り爆音や、耳閉感。
耳が熱いとか、ぼわんの感じ。
それを覚悟で、参加するか。
悩んでいます。
今の耳鳴りが、この平穏の上でこそ保てるものなのか。
昔みたいに外出しても、このままでいられるのか。
耳鳴りが強いときは、なんだか耳鳴りで耳が覆われてるような感じで、外部の音が遠く感じます。
耳閉感のちょっと違う感じ。
音響外傷受傷直後の、難聴に比べれば、聞こえるってまだずっと良いのかもしれないです。
あの時は、人の声が聞こえなかったし、
ほんとに聞こえなかった。
まさか、こんなことになるとは思ってなかったから、一時的なものだと思って。
『〇〇に比べれば〇〇だ』
難聴に比べれば聞こえるのは幸せだ
両耳に比べれば片耳の耳鳴りはまだ楽だ
云々。
そうして、気持ちを前に向けて生きていく。
前向きなほうが素敵だし、そのほうが正解。
そんな美学があるよね。
わかっているけど、
実際の心、マイナスな部分を、見ないふりも辛いかな。
外では弱音をはかないから、
せめてここでは、素直な気持ちでいさせてください。